30代のための新NISAポートフォリオ完全ガイド!最適解を見つけよう!

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この記事では上記の悩みを解決できます!

新NISAで資産を増やすためにはポートフォリオの作成が欠かせません

ただ、多くの人はあまり考えずに投資を行っていると思います。

その状態で投資を進めると、「想像以上にリスクを取っていた」や「目標金額を達成できない計画になっていた」など、資産が増えづらい状態になってしまうでしょう。

そこで、この記事では、お金の専門家であるFPの観点から、自分に合ったポートフォリオを作成できるよう、詳しく解説しています。

30代は今からポートフォリオを考えても十分間に合いますし、リスク回避、リターンの享受ともに効果があるため、ぜひご参照ください!

執筆者
執筆者の投資運用状況

記事前半では自分に合ったポートフォリオの組み方や例を、後半では新NISAで成功するためのコツやおすすめの証券会社を解説していきます!

本編に入る前に…

この記事はあくまで情報提供を目的としており、勧誘や売買を推奨していません。

この記事に含まれる情報について、万全を期しているものの、その情報の正確性、完全性、有用性を保証するものではありません。

この記事の情報を利用した結果、何らかの損害が発生した場合、筆者は理由のいかんを問わず投資の結果に責任を負うことができません。

投資にかかる最終決定はご自身で判断いただきますようお願いします。

目次

ポートフォリオを考えるのは重要

ポートフォリオとは
  • 金融資産の組み合わせのこと
  • 現金、株式、債券、ゴールドなどがある中で、どの銘柄や商品を保有するか決めることを「ポートフォリオを組む」と言う

新NISAで資産形成を成功させるには、分散投資が大切です。

この時に、「どの分野のどの銘柄に」「どれくらいの割合で投資するか」を考える必要があります。

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つまり、ポートフォリオを考える必要があるってことですね!

ポートフォリオを考えないと、思った以上にリスクを取ってしまうなど、危険な状態になる可能性があります

リスクを抑えて資産運用するために、しっかりとポートフォリオを考えておきましょう!

自分に合ったポートフォリオを組む時の5つのポイント

自分に合ったポートフォリオを組む時には下記5つのポイントを確認しましょう。

  1. 資産運用の目的・目標金額を明確にする
  2. 自分のリスク許容度を理解する
  3. 資産配分を決める
  4. 投資する銘柄を選ぶ
  5. 運用シミュレーションでチェック

一つずつ順番にチェックしていくことで、自分が組むべきポートフォリオが見えてくると思いますよ!

資産運用の目的・目標金額を明確にする

まずは資産運用の目的や目標金額を明確にすることから始めましょう。

これらを明確にしておくことで、投資方針がブレにくく、正確なポートフォリオを作成できます

資産運用の目的・目標金額の例
目的目標金額
・老後資金・30年後に3,000万円
・子どもの学費・15年後に1,000万円
・住宅のリフォーム・20年後に500万円

多くの人は老後資金や子どもの学費でしょうが、目的や目標金額は人それぞれなので、何でも良いですよ!

また、目標金額に到達するまでの運用期間も把握しておきたいです。

目的・目標金額・運用期間を把握できれば、次に進みましょう!

自分のリスク許容度を理解する

リスク許容度とは
  • 投資においてどれくらいのリスク(価格の変動や損失)を受け入れることができるかの度合い
  • 年齢、家族構成、職業、年収、資産額、性格などが要素となる

自分のリスク許容度を理解していないと、想像以上にリスクを取っている可能性があります。

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リスクを取りすぎた状態で暴落を迎えると、「必要なお金が足りない…」なんてことも…。

30代にはインデックス投資で「オルカン」や「S&P500」をおすすめしていますが、これらの銘柄は優秀であるものの、時には価格が半分になることあります。

また、「オルカン」や「S&P500」はドルで保有することになるため、為替の状況によっては、70〜80%減になることも想定されます。

優秀な銘柄でも一時的に70~80%減になる可能性があるため、投資する資金には生活費や必要なお金を含まず、余剰資金で運用するのが大切です!

自分のリスク許容度を把握する方法

リスク許容度を把握するには、自分がいくら現金を保有しておく必要があるのかを把握しましょう。

一般的には、緊急時の生活費(生活防衛資金)として、生活費の6ヶ月~2年分を確保するのが大事と言われています。

つまり、理論上はこの資金を確保できれば、生活防衛資金以外はすべて余剰資金として運用してもOKとなります。

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上記の考え方をベースとして、それぞれの状況によって、下記の考え方を追加しましょう!

  • 生活防衛資金が2年分でも不安な人は、もう少し現金を貯めてから投資する
  • 会社員で毎月の給料が安定している人は、生活防衛資金が貯まりきらなくても、貯金と並行して投資する
  • 生活防衛資金に加え、直近で必要となる子どもの学費分を確保してから投資する  など

余剰資金で運用することさえ守れば正解はありません。

それぞれの状況に合わせて、自分のリスク許容度を把握しましょう!

資産配分を決める

リスクとリターンのバランスを考えた上で、投資する資産の配分を決めましょう。

例えば、「株式60%、債券30%、ゴールド10%」のような形で資産配分を決めていきます。

投資方針ポートフォリオの
構成
リスクを抑えたい人債券やゴールドを
多めにする
多少はリスクを取っても
良い人
株式を多めにする

注意点としては、リスクを抑えすぎると資産は増えにくいこと、リスクを取りすぎると安定した運用ができないことです。

自分のリスク許容度や目標金額を考えた上で、資産配分を設定していきましょう!

30代筆者の資産配分

30代の私は株式100%(メインはインデックス投資、プラスαで高配当株投資)で運用しています。

理由としては、過去の統計上、20年以上の長期投資を行う場合、元本割れのリスクは非常に小さくなるからです。

金融庁の「NISA早わかりガイドブック」では、1989年以降のデータにおいて、投資期間が5年だと元本割れの可能性があるものの、20年投資した場合には元本割れが無かったことが示されています。

あくまで過去の統計なので、未来を保証するものではありませんが、分散できるインデックス投資をメインに長期投資すれば、資産を増やせる可能性は高いと考えています。

投資する銘柄を選ぶ

資産配分が決まったら、投資する銘柄を選びましょう。

投資する銘柄を選ぶ際のポイント
  • 複数の銘柄を保有するよう分散投資を意識
  • 保有する銘柄のセクター(業種)も分散

分散投資すれば、特定の銘柄の業績に影響されないため、資産が大きく減りづらく安定します。必ず意識しましょう。

ただ、単に複数の銘柄を保有するだけではダメです。

セクターが同じであれば、似たような業績になることが多く、分散の効果が小さいため、セクターも偏らないようにしましょう。

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あくまで目安ですが、最終目標は、80銘柄以上、1セクター20%以内ですかね!

銘柄・セクターともに分散可能な方法

銘柄・セクターともに分散可能な方法は、インデックス投資です。

インデックス投資とは
  • 複数の株の値動きを平均して数値化したもの(指数)と同じ動きを目指す投資手法
  • 例えば、日経平均株価やS&P500などの指数に基づいて運用される

インデックス投資をすれば、簡単に数百、数千銘柄に投資でき、セクターも分散されます。

中でも下記2銘柄は今後も伸びていくことが想定され、低コストで優秀です。

  • eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
  • eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

オール・カントリーであれば世界の約3,000銘柄に、S&P500であれば米国の約500銘柄に分散投資してくれます。

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どちらか1つ購入するだけで、これだけ幅広く分散投資できるのがインデックス投資の良いところです!

30代はインデックス投資をメインにすることから始めましょう!

運用シミュレーションでチェック

投資する銘柄を決めたら、その銘柄に積立を続けた場合、目標金額を達成できるのか確認しましょう。

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目標金額に達成しなかったら意味がないですからね!

確認する方法は運用シミュレーションを使うことです。

シミュレーションはどこのサイトでも良いですが、今回は試しに金融庁のサイトで確認してみます。

シミュレーション条件
  • 毎月5万円(年間60万円の積立)
  • 年利5%の銘柄に投資
  • 30年間継続

こんな感じで条件を入力すると、簡単に将来の運用資産額を把握できます。

以上、5つのポイントを意識して自分に合ったポートフォリオを作成してみましょう!

30代向け新NISAポートフォリオ例4選

ここまでポートフォリオの組み方を解説しましたが、具体例を見ないとイメージできないですよね。

そこで、初心者から中級者以上まで参考になるポートフォリオ例を紹介します!

ポートフォリオ例
  • 現金+インデックス投資
  • 現金+インデックス投資+高配当株投資
  • 現金+インデックス投資+債券を含む投資信託
  • 30代筆者のポートフォリオ

ポートフォリオを考えるにあたって参考になれば幸いです!

現金+インデックス投資

最もシンプルなのは現金+インデックス投資(株式)です。

メリット
デメリット
  • 複雑さがなく管理しやすい
  • インデックス投資を長期運用することで、複利効果により効率的に資産を増やせる
  • 将来に向けて資産を増やせるが、今の生活が良くなるわけではない

シンプルですが、多くの人にとって最適解になり得ます

「管理のしやすさ」は軽視されがちですが、資産配分で悩むことが少なくなるため、長期投資する上では重要ですよ!

ポートフォリオ例
  • 必要な分の現金(リスク許容度を把握して算出)
  • 余剰資金はインデックス投資のみ(オルカンやS&P500など)

6ヶ月〜2年分の生活防衛資金+直近で必要になる資金は現金として確保しておいて、その他は全てインデックスファンドに投資します。

長期投資すれば複利効果により大きなリターンが狙えることもあり、バランスが良いポートフォリオと言えます!

現金+インデックス投資+高配当株投資

中級者以上におすすめなのは、現金+インデックス投資(株式)+高配当株投資です。

メリット
デメリット
  • インデックス投資を長期運用することで、複利効果により効率的に資産を増やせる
  • 高配当株投資により毎年安定的に配当金を得られる
  • 安定した高配当銘柄を選ぶのが難しい
  • インデックス投資のみの方が複利効果により効率的に資産形成できる

インデックス投資は素晴らしい投資手法ですが、将来に向けた資産形成であり、今の生活が良くなるわけではありません。

「今の生活も良くしたい!」という場合は、毎年安定的に配当金を得られる高配当株投資もポートフォリオに加えるのがおすすめです。

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ただ、財務良好な優良企業を選ぶのは難しいため、実践するのは中級者以上の人にしましょう!

ポートフォリオ例
  • 必要な分の現金(リスク許容度を把握して算出)
  • インデックス投資(オルカンやS&P500など)をメインとして積立
  • 割安なタイミングで高配当株を少しずつ買っていく

例えば、インデックス投資はタイミングを計る必要はないので毎月積立をしつつ、割安なタイミングを狙う必要がある高配当株はボーナスを使って投資するなど、使い分けてもよいと思います。

「現金+インデックス投資」よりもポートフォリオを安定させたい場合には検討してみましょう!

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初心者の人は、ひとまず「現金+インデックス投資」を実践しつつ、慣れてきたら高配当株を加えるのが良いですね!

現金+インデックス投資+債券を含む投資信託

より安定的に運用したい場合は、現金+インデックス投資+債券を含む投資信託がおすすめです。

メリット
デメリット
  • 債券を含むため安定的に運用できる
  • 株式のみよりもリターンが小さくなる
  • 資産配分に悩みがち
  • 将来に向けて資産を増やせるが、今の生活が良くなるわけではない

株式投資のみが不安な人は、債券を含む投資信託を組み込むのも一つの手です。

株式投資のみよりもリターンは小さくなりますが、精神的にも安心しやすいでしょう。

ポートフォリオ例
  • 必要な分の現金(リスク許容度を把握して算出)
  • 投資資金のうち、インデックス投資(オルカンやS&P500など)に7割運用
  • 残りの3割は債券を含む投資信託で運用

投資は余剰資金で運用するのが大前提ですし、30代であれば長期投資可能なので、株式のみで十分だと思いますが、

株式投資のみだと心が落ち着かない…

このような人にとっては検討の余地はありそうです。

30代筆者のポートフォリオも公開

30代筆者のポートフォリオは、現金+インデックス投資+高配当株投資です。

インデックス投資だけの方が効率的に資産形成ができるのは理解していますが、「今の生活も豊かにしたい」との思いから、高配当株にも投資しています。

30代筆者のポートフォリオ
  • 現金:1年分の生活費(生活防衛資金)
  • インデックス投資:毎月の余剰資金で運用
  • 高配当株:ボーナスの約8割を使って運用

私は会社員をしており、毎月安定的に給料が支払われるため、現金は1年分の生活費が貯まってはいませんが、貯金と並行して投資も進めています。

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1年分の生活費を貯めてから投資となると、なかなか始められないため、安定している会社員は上記の方法もアリです!

ポートフォリオを組む時の参考になれば幸いです!

ポートフォリオは定期的に見直そう

ポートフォリオは作ったら終わりではなく、定期的な見直しが必要です。

なぜなら、放置しているとバランスが崩れ、当初の想定と変わってくるからです。

ポートフォリオの見直しポイントはこちら!

ポートフォリオの見直しポイント
  • 自分のリスク許容度を超えていないか
  • 投資比率が崩れていないか
  • ライフイベントの発生時は要注意

上記3点について、少なくとも半年に1回は見直したいです!

自分のリスク許容度を超えていないか

いつの間にか自分のリスク許容度を超えて投資していることがあるため、定期的にチェックしましょう。

チェックポイント
  • 必要な現金を確保しているか(確保できる見込みか)
  • 運用中の資産が一時的に大きく減っても耐えられるか

「現金が足りない」と思ったら、運用中の資産を売却するなどして、現金保有率を高めると良いです。

長期投資するには大事なポイントなので、しっかりチェックしましょう!

投資比率が崩れていないか

運用中の資産の価格は日々変動するため、当初の想定通りに戻す作業が必要です。

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この作業を「リバランス」と言います!

様々な研究において、リバランスを行うことにより、運用成績が向上するとの結果が出ています。

例えば、下記のような場合、高配当株投資への割合が増えているため、一旦高配当株への投資をストップし、インデックスへの投資を増やすなどにより資産配分を当初通りに戻します。

当初の資産配分リバランス時期の
資産配分
・インデックス:70%
・高配当株:30%
・インデックス:50%
・高配当株:50%
ワンポイント

高配当株を売却してインデックスを購入する選択肢もありますが、長期投資が前提なので、わざわざ売却しなくても、次の投資資金で比率を調整するのがおすすめです。

このタイミングで、運用シミュレーションをチェックし、目標金額に到達できそうかも確認しましょう!

ライフイベントの発生時は要注意

結婚、出産、住宅の購入など、ライフイベントが発生する時はポートフォリオの見直しが必須です。

ライフイベントは出費が大きいため、ポートフォリオのバランスが崩れてしまうことが多いからですね。

  • ライフイベントで必要となる資金を確認
  • 現金が不足していたら、運用中の資産から取り崩す

定期的なポートフォリオのチェックを怠ると、思わぬリスクに直面する可能性があります。

そうならないように、カレンダーに見直し日を設定するなど工夫して、継続的なポートフォリオ管理を心がけましょう

30代が新NISAで上手に資産形成する4つのコツ

ポートフォリオを決めたら実際に投資するフェーズになりますが、上手に資産形成するためのコツを理解しておきたいです。

新NISAで上手に資産形成する4つのコツ
  • 自分のリスク許容度は常に把握しておく
  • 投資は長期間を前提とする
  • 分散を心掛ける
  • 運用コストが低い銘柄を選ぶ

これらを実践するだけで、効果的な資産形成が可能になると思いますよ!

自分のリスク許容度は常に把握しておく

ポートフォリオを作る際に自分のリスク許容度を理解することになりますが、一度だけではなく、常に把握しておきましょう。

運用益が出ると、ついつい「もっと投資したい」と思ってしまいますが、

  • 余剰資金で運用できているか
  • 自分がいくら現金を保有しておく必要があるか

これらを意識しておくことで、リスクの取りすぎを防いでくれます!

投資は長期間を前提とする

少なくとも15~20年以上の長期投資を心がけましょう。

短期投資はギャンブル的な要素が強く、元本割れのリスクが高いです。

各アセットの価格の推移
出典:株式投資第4版(ジェレミー・シーゲル/日経BP出版)

株式は上記のように、価格の上昇と下落を繰り返しながら、長期的には上昇する傾向にあります。

優良な銘柄(オルカンやS&P500など)に投資した上で、15~20年保有すれば、複利効果も得られるため、大きなリターンを得られる可能性が高くなります

分散を心掛ける

分散投資することで、リスクを抑え、安定的な運用が可能になります。

なぜなら、多数の銘柄に投資することで、一部の銘柄が値下がりしても他の銘柄でカバーできるからです。

個別銘柄に投資する場合は、70~80銘柄へ分散投資したい!

ただ、初心者の人には個別銘柄への投資はおすすめできないため、インデックス投資が最適解です。

インデックス投資は、1銘柄を購入するだけで、数百~数千銘柄に分散投資してくれます。

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おすすめは「オルカン」か「S&P500」です!

オルカンS&P500
投資対象
資産
・株式(投資信託)
投資対象・世界47カ国(先進国23カ国、
 新興国24カ国)
・米国を代表する約500社
 の銘柄
投資比率・米国63%、日本5.5%、
 英国3.4%など
・先進国90%、新興国10%
・マイクロソフト6.9%、
 アップル5.8%、
 エヌビディア5.0%、
 アマゾン3.8%など
その他・時価総額が大きい銘柄には多く投資
 ・時価総額が少ない銘柄には少なく投資
➡社会情勢に合わせて自動調整される

どちらも優秀なので、どちらを選んでもOKです!

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運用コストが低い銘柄を選ぶ

運用コストが低い銘柄を選ぶことで、効率的な運用が可能になります。

運用コストってそんなに重要なの?

と思うかもしれませんが、めちゃくちゃ重要です。

投資における運用コストの影響
  • 100万円を年間0.1%のコストで運用:年間コスト1,000円
  • 100万円を年間1%のコストで運用:年間コスト10,000円

運用中の資産から上記のコストが差し引かれます。

投資し続ける限りコストはかかるものなので、投資の世界では、「同じような値動きをする銘柄を選ぶなら運用コストは安い方が良い」との考えが鉄則になっています。

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投資信託の場合、運用コスト0.1%未満を目安としましょう!

新NISAを始めるのにおすすめの証券会社3選

効率的に資産形成するには証券会社選びも重要です。

なぜなら、証券会社によって利用しやすさ銘柄数の豊富さなどが変わってくるからですね。

いろんな証券会社があってどれが良いか分からない…

このような人のために、新NISAを始めるのにおすすめのネット証券を3つ紹介します!

証券会社おすすめの理由
SBI証券・初心者でも使いやすい
・1株から買える商品が多い
 (高配当株におすすめ)
・Vポイントなどが貯まる
楽天証券・初心者でも使いやすい
・楽天ポイントが貯まる
・楽天ポイントで投資できる
マネックス証券・銘柄スカウターが便利
・dポイントが貯まる
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対面型の証券会社や銀行より、ネット証券がおすすめですよ!

一つずつ詳しく見ていきましょう!

SBI証券

SBI証券は使いやすさ、機能などから総合力No.1であり、迷ったら一番おすすめです!

SBI証券の特徴
選べる
投資信託の種類
つみたて投資枠:248本
成長投資枠:1,269本
クレジットカード三井住友カード
ポイントVポイント
dポイント
PayPayポイント
Pontaポイント
JALのマイル
ポイント付与率0.5%~5%
新NISAの手数料無料
2024年10月7日時点

以前は取引サイトが見づらく、初心者の人にはおすすめしづらかったのですが、2024年にリニューアルされ見やすくなりました。

SBI証券のサイトイメージ
SBI証券のサイトイメージ
出典:SBI証券
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これによって隙が無くなり、多くの人にとってベストになる証券口座となりました!

また、単元未満株の取り扱い銘柄数が多いため、高配当株投資を考えている人はSBI証券がベストです!

SBI証券のおすすめポイント
  • 商品数が豊富で、取引手数料は無料
  • 三井住友カードでクレカ積立ができ、Vポイントなどが貯まる
  • 投資信託の保有残高に応じて毎月ポイントが貯まる

楽天証券

楽天証券は楽天ポイントが貯まり、使えるため、普段から楽天ポイントを活用している人におすすめです!

楽天証券の特徴
選べる
投資信託の種類
つみたて投資枠:239本
成長投資枠:1,249本
クレジットカード楽天カード
ポイント楽天ポイント
ポイント付与率0.5%~1%
新NISAの手数料無料
2024年10月7日時点

おすすめNo.1はSBI証券であるものの、楽天証券も引けを取らないほど優秀です。

画面操作のしやすさから、特に初心者の人におすすめします。

楽天証券のサイトイメージ
楽天証券のサイトイメージ
出典:楽天証券
楽天証券のおすすめポイント
  • 商品数が豊富で、取引手数料は無料
  • 操作画面が分かりやすい
  • 楽天カードでクレカ積立ができ、楽天ポイントが貯まる

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マネックス証券

マネックス証券はクレカ積立のポイント還元率が1.1%です!

マネックス証券の特徴
選べる
投資信託の種類
つみたて投資枠:233本
成長投資枠:1,170本
クレジットカードdカード
ポイントdポイント
ポイント付与率0.2%~1.1%
新NISAの手数料無料
2024年10月7日時点

普段からdカードを使っている人はマネックス証券がおすすめです。

また、銘柄分析する時の神ツール「銘柄スカウター」は素晴らしいため、高配当株投資をする人にもおすすめですよ!

銘柄スカウターイメージ
銘柄スカウターイメージ
出典:マネックス証券
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細かい条件を設定できるため、優秀な銘柄を選定しやすいです!

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新NISAでよくある質問4つ

よくある質問とその回答

新NISAに関するよくある質問とその回答をまとめました。

より深く理解するために、役に立つ知識だと思います!

リスクが高い株式に投資すべき?

たしかに株式はリスクが高いですが、資産を増やすなら最も効率的です。

各アセットの価格の推移
出典:株式投資第4版(ジェレミー・シーゲル/日経BP出版)
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この記事で2回目の登場ですが、株式は過去200年で最も価値が上昇した資産だからです!

リスクを抑えるには、長期・分散を徹底しましょう。そうすれば元本割れの可能性が下がります

ワンポイント
  • 長期とは15〜20年以上
  • 分散とは70〜80銘柄以上

30代は15〜20年以上の長期投資が可能ですし、インデックス投資すれば、1銘柄で数百〜数千銘柄への分散投資が可能です。

したがって、30代はまずは株式(特にインデックスファンド)への投資を検討しましょう!

今から投資しても遅くない?

全く遅くありません

むしろ、30代であれば十分な投資期間を確保できるため、資産形成が上手くいく可能性が高いと思います。

これまでも解説しているとおり、

  • 優秀なインデックスファンド(オルカンやS&P500など)に投資
  • 少なくとも15〜20年以上続ける

これらを実践することで、複利効果も含めて資産が増える可能性が高まります。

ある程度の知識があれば、後は少しずつ実践するだけです。

時間を味方につけて、効果的な資産形成に取り組みましょう

新NISAとiDeCoどっちを優先すべき?

結論、新NISAから始めるのをおすすめします。

なぜなら、新NISAの方がシンプルで分かりやすく、自由度が高いからです。

新NISAから始めるのがおすすめの理由
  • 新NISAは運用時も受け取り時も非課税でシンプル
  • iDeCoは節税効果を受けられるタイミングが多いものの、複雑で難しい
  • 新NISAは必要な時にお金を引き出せるので、自由度が高い

詳しい理由は下記の記事で解説しているので、よければご参照ください!

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インデックス投資はいつ購入すべき?

一般的に株式は「安い時に買って、高い時に売る」のが鉄則です。

ただ、インデックス投資はタイミングを図る必要が無いため、「いつ買っても良い」となります。

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正確には、タイミングは誰にも読めないから、図る必要がないという認識ですけどね。

その理由について、S&P500のチャートを例に解説します!

S&P500指数の30年推移
出典:トウシル

S&P500のような優秀な指数は、長期的に価格が上昇していきます。

もちろん短期的には価格の上昇・下落がありますが、株式は15年~20年以上の長期投資を推奨していますよね。

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チャートを見ると分かりますが、どのタイミングを見ても、15年~20年投資すれば価格が上昇しています。

つまり、過去のデータを見る限り、15年~20年以上の長期投資を前提とすれば、いつ買っても価格が上昇するため、「いつ買っても良い」という結論になります。

過去のデータは未来を保証するものではありませんが、信頼しても良いデータの一つかなと思います。

まとめ

この記事では、30代が新NISAのポートフォリオを組む時の考え方や例をまとめました。

ポートフォリオを組む時の5つのポイント
  • 資産運用の目的・目標金額を明確にする
  • 自分のリスク許容度を理解する
  • 資産配分を決める
  • 投資する銘柄を選ぶ
  • 運用シミュレーションでチェック

ポートフォリオを作成することで、リスクを取りすぎることなく、目標金額に向かって投資を続けられます

もりす

新NISAを使って資産形成を成功させるには、自分に合ったポートフォリオを見つけることが大事ですよ!

具体例を知りたい人は下記のポートフォリオ例を参考にしてみましょう。

ポートフォリオ例
  • 現金+インデックス投資
  • 現金+インデックス投資+高配当株投資
  • 現金+インデックス投資+債券を含む投資信託
  • 30代筆者のポートフォリオ

初心者含めて、多くの人にとっての最適解は「現金+インデックス投資」です。

慣れてきたら高配当株投資を追加するのもアリですが、メインはインデックス投資が良いでしょう。

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効率よく新NISAを活用するには下記の証券会社がおすすめです!

証券会社おすすめの理由
SBI証券・初心者でも使いやすい
・1株から買える商品が多い
 (高配当株におすすめ)
・Vポイントなどが貯まる
楽天証券・初心者でも使いやすい
・楽天ポイントが貯まる
・楽天ポイントで投資できる
マネックス証券・銘柄スカウターが便利
・dポイントが貯まる

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この記事を書いた人

・FP2級取得
・株式投資歴:約5年
・投資額:約400万円(新NISA活用)
・投資スタイル:インデックス、高配当株
・ブログ運営歴:約3年(約180記事執筆)

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